2016年 京王杯2歳ステークス 予想
レヴァンテvsレーヌの一戦か?
馬柱を見ても決めきれないほど、なかなかいいメンバーが揃った重賞のように思える。しかし、2歳馬これまでの戦績などで判断するのは難しく、調教内容や血統で見ていくしかない。
レヴァンテライオンは函館2歳ステークスの勝ち馬。父馬がPioneer of the Nileと完全なるアメリカ血統。Pioneer of the Nile自体はアメリカでは珍しく芝でデビューしオールウェザーのG1を勝利している。有名な産駒として37年ぶりに昨年アメリカ三冠を達成したアメリカンファラオがいる。アメリカンファラオは三冠レースだけではなく、ブリーダーズカップ・クラシックも6馬身半も差をつけて勝利した最強馬だけに、レヴァンテライオンにも期待がかかる。鞍上は怪我で休み中の三浦騎手から乗り替わりで内田博騎手になっているが、ここでも勝負になるかが注目される。母系の血統としては、母馬自体は走っていないものの、こちらもブリーダーズカップ・クラシックをレコード勝利したGhost Zapper系の血統であり、見た感じではダート向きなのか?と疑いたくなる血統である。
対するは小倉2歳ステークスの勝ち馬。レース結果としては6馬身差の圧勝を見せてくれたところから、期待が集まる牝馬である。ここで勝利すれば一気に阪神ジュベナイルフィリーズが見えてくる。血統的にも父ダイワメジャー、母父タイキシャトルとマイラーとしての能力が見え隠れしており、1,400mとなるこの一戦でも外せない馬になりそうだ。
三番手としてあげたいのは、ディバインコードである。血統を見る限りは2,000mぐらいの方が走りやすそうだが、アスター賞での勝ちっぷりを見ると、まだ短いところでもギリギリいけそうな予感がしている。
次はコウソクストレートを挙げておこう。1,400mを連勝中のこの馬だが、2走とも相手関係がそこまでではないという印象。やはり重賞勝ち馬にはかなわないか。
最後は穴馬としてジョーストリクトリがきになる。この父馬であるジョーカプチーノは私に100万馬券を与えてくれた張本人なのだから、その息子たちにも活躍を期待したい。
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◎レヴァンテライオン
◯レールミノル
▲ディバインコード
△コウソクストレート
△ジョーストリクトリ
複勝1点勝負
※複勝1.5倍を指標に一点買い ■レヴァンテライオン