2016年 毎日王冠 予想
天皇賞に直結するレース
天皇賞に直結するレースとして名高いのが、毎日王冠と京都大賞典の二つである。ここ数年では、どちらかのレースに出た馬が、天皇賞を勝利している。2015年は、ラブリーデイ(京都大賞典1着)、2014年はスピルバーグ(毎日王冠3着)、2013年は、ジャスタウェイ(毎日王冠2着)、2012年はエイシンフラッシュ(毎日王冠9着)という形で、まあ、毎日王冠組が強いのがわかる。
特筆すべきは、京都大賞典を勝利して天皇賞を勝ったラブリーデイは別として、毎日王冠組は、ここで勝利できなかった馬が天皇賞を勝っているところであろうか。今年もその法則が発動するのであれば、毎日王冠を勝利する馬は、もしかしたら天皇賞では負けてしまうかもしれない。
本来なら、リアルスティールがデムーロでこのレースに出る予定だったのだが、残念ながら天皇賞に直行となってしまった。これは少し予想が立てづらくなったという印象が強い。
結構いいメンバーが揃い、東京コースが得意な馬もちらほらいる中で、馬券の中心になりそうな馬は、前走安田記念をまんまと逃げ切ったロゴタイプや、昨年の天皇賞2着馬のステファノスあたりだろうか。
毎日王冠を勝って、そのまま天皇賞まで勝った馬はカンパニーまで遡る。ウオッカを破って、その勢いで天皇賞、マイルCSと連勝したのはかなり前の話になってしまった。もしかしたら今回も、ここで負けて本番勝つ馬が出てくるかもしれない。
他にも意外と3歳馬が強いレースとしても名を馳せているが、今年は出走馬がいないようなので、ここは見なくてもいいところ。また牝馬が勝てないレースとしても有名で、ダイナアクトレス以降は牝馬の勝利はない。東京専用機と言われたウオッカも2年連続2着に敗れている。
まあ、いろいろ語ったが、結局のところ予想としては、ロゴタイプを本命にし、抑えにステファノス、単穴にコース実績があるディサイファ、抑えにウインフルブルームとルージュバックという形で馬券を整えていこう。
2016年 毎日王冠予想はこちら
◎ロゴタイプ
◯ステファノス
▲ディサイファ
△ウインフルブルーム
△ルージュバック