2016年 富士ステークス 予想
ロードクエストが重賞連勝を狙う
前走は京成杯を1番人気が勝てないというジンクスを破り快勝したロードクエストが今回も馬券の中心になるだろう。血統的にもマツリダゴッホ産駒ということで、マイナー血統好きの私としては何となく応援したくなる。おそらく今回も1番人気に推されることだろう。
前走で気になったのはダノンプラチナである。58キロを背負っての3着。昨年は54キロで富士ステークスを勝っているところを見ても、コース適性はある。しかし、ロードクエストも、NHKマイルでは追い込んで2着。ダービーはさすがに距離の壁といったところだろうか。
兎にも角にも、この重賞で勝利に近いのはこの二頭であろう。今の東京コースは先行より追い込みが決まりやすい馬場であることを見ても、ここに割って入る馬が見当たらない。枠順を見ると、内枠より外枠のロードクエストの方が有利に見えるが、うまく馬を滑り込ませることができれば、ダノンプラチナもいい位置で競馬できそうだ。
次に気になる馬は、3歳馬ブラックスピネルである。ラジオNIKKEI賞では全く見せ場なしの5着、続くポートアイランドステークスでも4着と力不足感は否めないが、上がり3ハロンのタイムは一番早かったので、広い東京コースでどうなるかに注目したい。血統的に見ても、マイル戦はベストに感じるが、実績的にはもう少し長い方が良さそうな感じもある。鞍上が大野騎手というところは、多少マイナスに感じてしまう。
他は、戸崎騎手になってから負けなしのヤングマンパワー。前走は関屋記念で勝利。コース適性もある。しかし、先行馬なので前でやりあうと飲み込まれる可能性は大きい。枠も内目なので、自然と前に出されてしまうかもしれない。
次にG1馬イスラボニータ。この馬も強いのに勝ちきれないという競馬が続いている。どちらかというと、マイル路線より2,000m路線の方が良い気もするが、それは調教師や馬主が決めることなので仕方がないが諦めよう。
他に気になるのはフルーキーの存在で、デムーロが乗るというだけで少し不気味に見えてくる。
2016年 富士ステークス予想はこちら
◎ロードクエスト
◯ダノンプラチナ
▲ブラックスピネル
△ヤングマンパワー
△イスラボニータ