2017年 東海ステークス 回顧
2017年 東海ステークスの結果
1着 グレンツェント
2着 モルトベーネ
3着 メイショウウタゲ
という結果になった。
◎グレンツェント 1着
◯アスカノロマン 8着
▲ピオネロ 6着
△カラクプア 13着
△リッカルド 16着
■収支発表
・複勝 10,000円購入 12,000円払戻
+2,000円
TOTAL:-27,000円
・三連単 3,000円購入 払戻なし
-3,000円
TOTAL:+19,670円
■総評
グレンツェントが快勝したのはとても良かったが、他の馬が全く来なかったというのがとても残念なところ、2着馬から5着馬までが二桁人気の馬で固められていた。そんな中、予想に加えていたカラクプアだけが不振というなんとも情けない結果に終わった。
結果としても、モルトベーネは先行で粘り、メイショウウタゲは後ろから突っ込んでくるという形で、全く持ってチグハグなレースだったが、それでいてしっかりと勝利したグレンツェントの強さは本物と言わざるを得ない。
このレースでグレンツェントはフェブラリーステークスでも期待できる一頭として予想の範疇に入ったのはいうまでもない。
2017年 アメリカジョッキークラブカップ 回顧
2017年 アメリカジョッキークラブカップの結果
1着 タンタアレグリア
2着 ゼーヴィント
3着 ミライヘノツバサ
という結果になった。
◎ゼーヴィント 2着
◯ミライヘノツバサ 3着
▲リアファル 13着
△ルミナスウォリアー 4着
△ワンアンドオンリー 5着
■収支発表
・複勝 10,000円購入 13,000円払戻
+3,000円
TOTAL:-29,000円
・三連単 3,000円購入 払戻なし
-3,000円
TOTAL:+22,670円
■総評
ゼーヴィントは結局伸びきれず2着。今回はタンタアレグリアがうまく内をつき勝利したというレースだが、蛯名騎手の判断が良かったというのもあるだろう。予想に加えていたルミナスウォリアーとワンアンドオンリーの好走は正直嬉しいが、やはり勝てなければ仕方がない。
リアファルは不可解な競馬を強いられて、直線でズルズルと後退。かつての強さは見られず粘りもなかったように思える。4コーナー後でシングウィズジョイが転倒し、ルメール騎手はなんと一日2回も落馬するという不運な日になったようだが、本人には特に大きな影響もなかったのが不幸中の幸いかもしれない。残念なことにシングウィズジョイは予後不良となってしまった。
2017年 東海ステークス 予想
ここ数年で距離が変わった重賞
2009年までは中京競馬場にて2,300mの距離で行われていた重賞である。ちょうどオークスの裏番組的存在でオークス前にちょっと行われるイメージが強かった。その後、中京競馬場を改修する影響で京都の1,900mで行われるようになった。
そして、2013年から時期を5月から1月に変え、今の距離、1,800mで実施されるようになった。この日程になってからは、グレイプブランデー、ニホンピロアワーズ、コパノリッキーといったG1馬が順当に勝利を収め、昨年はその後中央ダートG1で3着に入るほどの実績を持つようになったアスカノロマンが勝利収めた。
今回は有力な4歳馬が参加しているところに注目したい。昨年は最後の最後まで勝ちきれなかったが、今年に入ってからの上積みを期待して本命はグレンツェントにしたい。
対抗は、G1での実績を買ってアスカノロマン。単穴はアポロケンタッキーをシリウスステークスで退けた(2着だが)ピオネロを指名する。
抑えは、上がり調子の4歳馬カラクプア。エルムステークス以降は精彩を欠いているリッカルドを指名しよう。
2017年 東海ステークス 予想はこちら
◎グレンツェント
◯アスカノロマン
▲ピオネロ
△カラクプア
△リッカルド
■複勝1点勝負
※複勝は勝負するときだけ予想に加えます ■グレンツェント
■三連単勝負
◎◯からの流し
2017年 アメリカジョッキークラブカップ 予想
波乱を狙うより確実に獲りたい
アメリカジョッキークラブカップ、通称AJCCが中山競馬場で開催される。距離は非根幹距離の2,200mと微妙だが、過去にはスペシャルウィークが挑戦し勝利したことでも知られている。
大荒れする傾向はなく、過去10年の勝ち馬も5番人気までの馬に限られている。勝利数が多いのは1番人気よりも2番人気の馬で、馬券に絡む確率も2番人気の馬が多いことが特徴である。しかし、現時点で2番人気になりそうな馬を探すのは結構難しい。予想した馬が、2番人気になってくれること、併せて勝利してくれることを祈るばかりだ。
1番人気の馬は過去10年で2勝しているものの、2着3着に絡んだことはなく、買う場合は頭固定で買った方か良いかもしれない。参考記事があるので、こちらもご覧いただきたい。
気になる馬はミライヘノツバサで、なんと今まで勝利した4勝中3勝が中山2,200mで残りの一勝も中山2,000mという馬なのである。皐月賞ではまったく動けず12着、菊花賞でも距離が長かったせいか13着という不甲斐ない結果に終わっているが、年明けの迎春ステークスでは先行して難なく勝利。この距離、このコースでは外せない一頭である。
もう一頭気になるのは、ミライヘノツバサをラジオNIKKEI賞で全く相手にしなかったゼーヴィント。セントライト記念ではディーマジェスティと差のない2着だったが、菊花賞には向かわず、福島記念に向かいマルターズアポジーの逃げ切りを阻止できないまま2着に終わるという形で昨年を終えたが、今年に入ってどのぐらいの上積みがあるかが、期待される一頭である。両馬とも55キロという斤量で出られるところもプラスポイントである。ということで、本命をゼーヴィント、対抗をミライヘノツバサとする。
単穴は復帰が見込まれるリアファル。前走金鯱賞が久々のレースとなったが、5着という結果に終わった。しかし、休み明けであれだけ走れれば、年明けた今はそこそこ復調しているのではないかと踏んでいる。
抑えはディセンバーステークスで好走したルミナスウォリアー。追込馬であることが不安材料の一つだが、勝利はなくとも馬券に絡む可能性は大きい。もう一頭はクラリティスカイにしようか迷った結果ワンアンドオンリーにした。
2017年 アメリカジョッキークラブカップ 予想はこちら
◎ゼーヴィント
◯ミライヘノツバサ
▲リアファル
△ルミナスウォリアー
△ワンアンドオンリー
■複勝1点勝負
※複勝は勝負するときだけ予想に加えます ■ゼーヴィント
2017年 日経新春杯 回顧
2017年 日経新春杯の結果
1着 ミッキーロケット
2着 シャケトラ
3着 モンドインテロ
という結果になった。
◎シャケトラ 2着
◯ミッキーロケット 1着
▲モンドインテロ 3着
△カフジプリンス 5着
△ヤマカツライデン 6着
■収支発表
・複勝 10,000円購入 15,000円払戻
+5,000円
TOTAL:-32,000円
・三連単 3,000円購入 25,200円払戻
+22,200円
TOTAL:+25,670円
■総評
予想的中で見事な勝利となった。1,2,4,5着までを昨年神戸新聞杯で好走したメンバーが占めるカタチになったが、その中できちんと3着に入り込んだモンドインテロも評価の対象となるだろう。
金杯を見ても、このレースを見ても今年は4歳勢から目が離せない年になりそうだ。昨年末までは酷評していたが、予想家として受け入れざるを得ない結果があるのであれば、鞍替えするのは当然のことである。
今週は火曜開催というイレギュラーな形でのレースになったが、回避する馬も出ずに無事レースを見ることができてよかったと思う。
来週もAJCCや東海ステークスなど難解なレースが控えているが、4歳馬への注目はしていきたい。AJCCではゼーヴィントが出走するので、楽しみにしている。
2017年 京成杯 回顧
2017年 京成杯の結果
1着 コマノインパルス
2着 ガンサリュート
3着 マイネルスフェーン
という結果になった。
◎アダマンティン 9着
◯マイネルスフェーン 3着
▲ベストリゾート 11着
△ポポカテペトル 10着
△アサギリジョー 5着
■収支発表
・複勝 10,000円購入 0円払戻
-10,000円
TOTAL:-37,000円
・三連単 3,000円購入 0円払戻
-3,000円
TOTAL:+3,470円
■総評
京成杯も愛知杯のようにオッズは割れていたが、一番人気に推されたコマノインパルスが勝利。圧勝というわけではなくきっちり勝ったという印象。今年の京成杯からも大物は出てこないだろうというのが、正直な感想である。
前にいた馬が坂で次々潰れる中で、中団からやや後ろに控えていたコマノインパルスやガンサリュート、マイネルスフェーンなどがやってくるという形。ペースはそこまで速くなかったのだが、隊列が詰まっていた分、前の馬には厳しいレースだったことが伺える。
今年は金杯で勝利をもぎ取ったのは良いが、そこからが連敗中。
今日実施されるはずだった、日経新春杯は降雪の影響で火曜日に移動ということで、回避する馬がいないことを祈りながら、すでに予想としてだしているシャケトラやミッキーロケットには期待してレースを見守ることにしよう。
2017年 愛知杯 回顧
2017年 愛知杯の結果
1着 マドモアゼルドパリ
2着 サンソヴール
3着 クインズミラーグロ
という結果になった。
◎プリメラアスール 9着
◯クリノラホール 7着
▲シャルール 12着
△クインズミラーグロ 3着
△リーサルウエポン 11着
■収支発表
・複勝 10,000円購入 0円払戻
-10,000円
TOTAL:-27,000円
・三連単 3,000円購入 0円払戻
-3,000円
TOTAL:+6,470円
■総評
荒れることには荒れたが、勝利したのは一番人気のマドモアゼルドパリ。岩田騎手は1年4ヶ月ぶりの重賞勝利ということで、剛腕岩田の復帰となる一戦だった。
オッズは割れていたこともあり、1番人気ながらも5.0倍というオッズで狙うに狙いづらい1番人気だったにも関わらず勝利してしまうところに競馬の不思議と馬券師たちの上手さを感じた。
しかし、本当に馬券のオッズと言うのは不思議なところが多い。昨年末の有馬記念でもキタサンブラックが一番人気だと思っていたが、気づけば最終的にはサトノダイヤモンドが一番人気になっており、更に勝利するという結果になっている。このレースも最初はプリメラアスールとクリノラホールが人気を分け合っていたのに、最終的にマドモアゼルドパリが一番人気に押し上げられ、更に勝利するという結果になった。
このように多少いぶかしがる記事を書くと、八百長だ。という話題が必ず出るのだが、八百長なら八百長でそれに乗っかって勝利するというのが、本物の馬券師だと私は感じている。
もしかしたら、今年のキーワードは「一番人気」というところに収まるかもしれないので、今後のレースも注目していきたいところだ。