2016年 エリザベス女王杯 予想
今年の女王は誰だ
昨年はマリアライトがここで勝利し、今年の宝塚記念も制した。今年もエリザベス女王杯に出走してきて連覇を目指している。今までエリザベス女王杯を連覇した馬は、メジロドーベル、アドマイヤグルーヴ、スノーフェアリーの3頭で、4頭目の連覇が期待される。
しかし、若干この馬には懐疑的である。臨戦過程は昨年と一緒、オールカマーでの着順も同じ、2,200mは得意となれば誰もが期待したくなる気持ちもわかる。そこで、今回も攻めの穴馬券を予想として狙っていくことにしよう。
狙っていきたいのは、極端な逃げ馬と、極端な追い込み馬。ペースを作れる馬が残り、追い込み馬がそれを差す構図である。もちろん人気の馬を全部外すことはできないが、マリアライト、ミッキークイーンなどを本命にするのはちょっと違う気がしている。
ということで本命はヒルノマテーラである。マーメイドステークスで2着に入り、その後人気薄でカシオペアステークスを勝利。ここでも人気をあまり集めることはなさそうだが、高配当は期待できる。
次に対抗にしたいのはシャルールである。これこそ人気薄の逃げ馬代表として対抗にあげた。外枠からすんなり出てくれれば、そのまま逃げきりの体制に入れるだろう。後続の馬はこの馬を見ながらのレースになるだろうが、仕掛けどころを間違うとひどい目にあうのが今の京都コースである。2,200mだと外回りコースで直線が長くなるので、紛れは少なくなるが、ペースを見誤るとこの馬が残ることはあり得る。
単穴としてあげたいのは、やはりマリアライトということになる。こいつを本命にしないところが天邪鬼なところだが、馬券的につまらなくなるので単穴とする。普通の人が馬券を買うなら、この馬の頭固定というのが一番いい買い方になるだろう。またはミッキークイーンの2着固定というのも面白い。
抑えはクイーンズリングとマキシマムドパリ。クイーンズリングは府中牝馬ステークスをしっかりと勝利しているし、マキシマムドパリはずっと安定した成績を収めているところを評価。マキシマムドパリは脚足に掴み所がない馬ではあるが、今回はどのような競馬を見せてくれるのだろうか。
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◎ヒルノマテーラ
◯シャルール
▲マリアライト
△クイーンズリング
△マキシマムドパリ
複勝1点勝負
※複勝1.5倍を指標に一点買い ■ヒルノマテーラ