2016年 安田記念 予想
モーリスに託すか安田記念
海外帰りのモーリスだが、この馬の強さは折り紙付きで誰がどう見てもここ数年近代日本競馬史における最強マイラーであることに文句のつけようがない。昨年の今頃は、「まさかこんなに強い馬になるとは思わなかった」と誰もが感じていたはず。
唯一心配されているのは、海外帰りでの疲れの部分であるが、それを言ってしまえば他の馬たちはどうなんだ。という話にもなるから、それは度外視して考えている。海外で二回走り他を寄せ付けない走りを見せ、ロンジンワールドベストレースホースランキングにおけるレーティングポイントも124ポイントと世界第3位という評価を受けている。年齢も5歳と脂が乗っている時期で全盛期のタイキシャトル並みに信頼できる馬だと考えている。
となると考えなければいけないのは、その対抗馬たちである。同じく海外帰りのリアルスティールなどが候補に上がるのだろうが、リアルスティールは1,800mがベスト距離な気がしているし、マイル戦では不利なのではないかと予測している。今年の毎日王冠などを快勝するイメージが強い。馬の強さから入賞はしても3着どまりぐらいだろう。だとしたら、香港から参戦のコンテントメントの方が適性がある。こちらは前走チャンピオンズマイルで勝ち馬のモーリスには0.4秒も差をつけられたが、粘って2着に入っている馬である。1,400~1,600mを中心に使われ、今年に入ってからはスチュワーズカップ(1,600m)でG1を制覇しているところを見ても、距離適性で言えば上だろう。また注目したいのは、去年の3着馬クラレントと、ダノンシャークといった読売マイラーズカップ組。人気は落ちるだろうが掛けてみたくなる馬券冥利がある。
今年は12頭立てと多少物足りない気もするが、その分ごちゃごちゃせずにいいレースが見られそうな予感もしている。
本命はモーリス
これは揺るがないだろう。負けてしまったら仕方ないと思えるような馬である。今後も色気を出さずに1,600mを極めていって欲しい。ここで解消するようなら、ジャックルマロワ賞など海外のレースにもっと参戦してもらいたいところだ。枠順も真ん中あたりで丁度良く脚を使えるのではなかろうか。
対抗はクラレント
正直、この手の相手関係だと、どの馬にもチャンスはあると思っている。その中であえてクラレントを選んだ理由は、やはり内枠1番というのを引き当てたからに他ならない。決して弱い馬ではないので、どこまでやれるかは期待している。
単穴はリアルスティール
ベストは1,800mこの見解は揺るがないが、地力で勝るのはこの馬である。今までも決して弱い相手と戦ってきたわけではないので、チャンスは十分にあると考えている。とは言っても、やはりモーリスに勝てるとは思えない。
抑えはダノンシャーク
この馬も決して弱い馬ではない。一応G1馬だし、勝ちきれないレースが続いているが、一発掛ける価値のある馬であることに違いはない。
抑えはイスラボニータ
大阪杯などあまり近走振るわなかったが、マイル戦でどう変わるかが楽しみな一頭である。東京コースも得意であるし、乗り方次第では勝ち負けになる馬である。
京王杯スプリングカップ組などもいるが、前走はレベルの高いレースと言えなかったので、今回は外した。
2016年 安田記念予想はこちら
◎モーリス
◯クラレント
▲リアルスティール
△ダノンシャーク
△イスラボニータ
三連単6点勝負
■モーリス➡クラレント➡︎リアルスティール
■モーリス➡クラレント➡︎ダノンシャーク
■モーリス➡クラレント➡︎イスラボニータ
■モーリス➡リアルスティール➡︎リアルスティール
■モーリス➡︎リアルスティール➡︎ダノンシャーク
■モーリス➡︎リアルスティール➡︎イスラボニータ
複勝1点勝負
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◆デイリースポーツ
◆東スポ
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