2016年 ダービー 予想
ディーマジェスティは本物か?
3強と騒がれた皐月賞だったが、勝利したのは伏兵と呼ばれるディーマジェスティーであった。ディーマジェスティーについては、共同通信杯でのパフォーマンスやそのとき負かしたスマートオーディンやハートレーといった面子を見ても、3強から見劣りがないと思っていたので、皐月賞当日は自信を持って本命を打ち、見事当てたのが先月の話。
あっという間にダービーである。皐月賞は最も速い馬が勝つ、ダービーは最も運のある馬が勝つ、菊花賞は最も強い馬が勝つと言われているが、ディーマジェスティーが勝利したタイムは皐月賞レコードである1.57.9というタイムであった。
皐月賞組以外からは、キズナローテーションと言われるローテーションで臨むスマートオーディンや青葉賞を解消したヴァンキッシュランなどが前哨戦を快勝してこのレースに照準を合わせてきた。
京都新聞杯組から今まではアグネスフライトやキズナがダービー馬に輝いたが、青葉賞組からは今まで一度も勝ち星がない。かつてのシンボリクリスエスやゼンノロブロイ、フェノーメノ、ウインバリアシオンなど2着に来た馬はいるが、いつこのジンクスは破られるのか。今年はどうかも見ものである。
本命はディーマジェスティ
破格のタイムだけを指標にするわけにはいかないが、皐月賞のレースぶりを見ても、位置取り展開、東京コース、さらには枠順までもがディーマジェスティに味方したように感じる。1枠1番はここ10年で4勝もしているのも強みだ。
対抗はエアスピネル
意外と思われるかもしれないが、この馬を対抗にする理由は自在性のある脚にある。朝日杯、弥生賞とあからさまに真っ向勝負を挑んで力負けしたという印象が強いが、距離延長が今回は鍵になると踏んでいる。後ろから追いかける競馬では他にかなわないが、もし前目で動ける競馬ができれば変わっていくのではないだろうか。スローペース2番手あたりで折り合えば、一発はありそうな予感がする。また、今年の武豊は何かを引き寄せる力を持っているように感じる。オカルトに頼るわけにはいかないが、3枠5番という枠順も魅力。
単穴はリオンディーズ
皐月賞で一番まともに走れなかった馬は?と考えるとリオンディーズが上がるだろう。前に前にいかされ、直線で寄れるという失態。この馬は中団から直線手前でじわじわ足を伸ばしていくタイプ。中山よりも東京向き。兄が菊花賞やジャパンカップといったレースを勝利している点でも血統に不安はないだろう。
抑えはマカヒキ
皐月賞直前までで一番強かった馬は?と聞かれるとこの馬が上がるだろう。さらに皐月賞では最速の脚を繰り出して2着に入り込んだ勝負根性は立派である。広く直線が長い東京コース向きなのは間違いないだろう。
抑えはヴァンキッシュラン
青葉賞組からはこの馬が上がるだろう。距離の長いところを使い勝利を重ねてきたところを評価しているが、勝ち切るイメージがないので抑えまで。
ということで
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△マカヒキ
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